ホオズキ

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「まぁ、子供が?!できての?!」 お義母さんは、想像していたよりもずっとずっと喜んでくれた。 「おめでとうっ。私もついに孫が抱っこできるのね!!ほら、友紀さん、座りなさい。身体を大事にしないと。何か温かいもの飲む?身体を温めないとね」 あんなに嫌味を言っていた人だとは思えなかった。 「母さん、妊娠は成立したけど、まだ安定期にも入ってないし、確実ではないんだ。そこのとこ、ちゃんとわかってよ?」 蒼汰が言った言葉も、耳に入ってるのかどうかわならなかったけど。 「友紀さん、きついこと言ったりしてごめんなさいね。私も孫を抱きたいがために…反省してるわ」 こんなに喜んでもらえるなら良かったと思った。 それから、蒼汰もお母さんも実家の両親も。 産まれてもいないのに、赤ちゃんグッズをくれたりして。 みんなこんなに喜んでくれるなんて… 本当に良かったと思った。
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