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「何笑ってるのよ!!私は本気で怒ってるのよ!!わかってるの?」
確かに本気で怒ってるみたいだけど…
心当たりはないんだよな…
「おい、本当にYOSHIわかってないみたいだよ?」
そこにHIROさんが助け舟をだしに来てくれた。
「わかってないふりしてるのよ、コイツは!!女とジュエリーショップから出てきたの知ってるのよ!!」
ジュエリーショップ?
あ、あれ!!
見られてたのか!!
「あれだけ長い間一緒にいた奏子には1つもあげたことないくせに。どこの誰なのよ」
いや、その奏子にやるために買ったんだけどな。
最近、メンバーみんなに本命の彼女がきちんとできた。
だからなのか、俺も年をとったのか。
いつからか、他の女といても奏子の方がいいなと感じるようになっていた。
この先もしも1人の女としか関係をもてないとしたら、それは間違いなく奏子だと思った。
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