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「は?あんた妹にまで手を出してるの?」
なーんーで?!
なんでそうなるのかな、華子さん。
「さすがの俺も妹にまで手を出しません。というか、高校生にももう手を出しませんよ、自分の年齢くらいわかってます」
そこまで節操なしじゃないし、俺。
「でもさ、美咲ちゃんとYOSHIって血繋がってないんだよな」
TAIRAさんが呟くようにそう言ったとき、華子さんがまた俺を睨みつける。
「血の繋がらない妹なんて格好の餌食じゃない、厭らしい!!」
格好の餌食って、華子さんの中で俺って…
全て俺の日頃の行いのせいだとはいえ、泣きたくなってくる。
「誤解です!!誤解ですって。美咲と俺は半分は、血が繋がってますから。母親は一緒!!」
TAIRAさんも、血が繋がってないこと覚えてるならきちんと覚えておいてほしいものだ。
「じゃあ、なんで妹とジュエリーショップなんか行ってるのよ」
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