カキツバタ2

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「あぁ、、、恐ろしの潤さん、、、」 遠い目をしてそう言ったHIROさん。 ちなみに、HIROさんは先日華子姉ちゃんにプロポーズをしたらしい。 「だから、潤さんなんて無視しちゃおうよ。って言いたいところだけど。人気が商売の仕事だからねぇ。潤さんは恐ろしいし、潤さんは嫌いだけど、潤さんの言ってることは間違ってないんだよね」 ただ、そのプロポーズは、いつか結婚してくださいだったらしい。 そのいつかは未定。 華子姉ちゃんも、今度の誕生日で35歳だもんね。 「俺はHIROさんみたいにいつかなんて曖昧なプロポーズはしたくないんですよー」 なんて芳樹が言うもんだから、HIROさんに睨まれている。 「マネージャーさんってそんなに怖い人なんですか??」 清子さんが首を傾げる。 「あぁ、、、俺はまだ3人のことを仲の良い友達としか紹介してないから、、、悪い」
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