スターチス

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それが俺と優恵ちゃんの出会いだ。 それから、俺と優恵ちゃん、そして侑也はいつも一緒だった。 俺は、侑也のオムツをかえて、ミルクをあげて。 同じように、優恵ちゃんのオムツをかえて、ミルクをあげたこともある。 俺は、学校以外の時間は侑也と過ごしていて。 可愛くて可愛いくて仕方ない侑也は、俺にとっても懐いてくれて。 そこには、優恵ちゃんがいることもよくあった。 侑也と優恵ちゃんの1歳の誕生日。 うちには、両親、じーちゃんばーちゃん、俺、侑也。 侑也がその場で言ったのは... 「にーたん」 侑也が初めて話した言葉は、父さんでも母さんでもなく。 にーたんだった。 俺だった。 そして、それから1ヶ月もたたないうちに。 優恵ちゃんも同じように俺を呼んだ。 「にーたん」 さすがに優恵ちゃんが初めて話した言葉は、ママだったらしいけど。
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