人生ってわからない

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食後には、なんとお祝いのケーキも出てきた。 「美味しい!超美味しい!」 「良かったな。そんなに美味しくて。」 「うん。ありがと知哉。」 何年ぶりだろう。 こんなにワクワクして、ドキドキしたランチは。 明日になれば、また元通りかもしれない。 平凡な日常を過ごしていくだけかもしれない。 だけど… 私はやっぱり、知哉が好きなんだ。 もう恋はできないかもしれないけれど、 こうして、今でもときめきをくれる旦那さんを これからも愛していきたいと思う。
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