エピローグ

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「真澄ちゃんに偶然会ったんだよ、前に。 結婚記念日に出張先に呼び出したいけど、なつの様子がおかしいって、相談した。」 そうだったんだ… 「俺が当日までになつを誘えなかったら、どうにかしてくれるって言ってくれてて。」 「そんな…普通に誘ってくれたら良かったのに。 そんなに私、おかしかった?」 「一生懸命に普通を演じてる感じ?」 そっか… 確かに、そうだったかも。 「俺も実は、ちょっと疑いかけた。」 「えっ?」 「やましいことでもあるのか?って。」
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