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「けど真澄ちゃんが真っ向否定してくれて、そこは安心したんだけど…
それでもなんか自信なくて。もし嫌だって言われたら、マジ立ち直れなくなるから俺。」
なんだか…似たり寄ったりだった？私達…
「ごめんな。そもそも俺が一人で野球観に行ったから。」
「それは謝ることじゃないよ。」
「ま…結果的には良かったのかな。
あれで様子がおかしくなるくらい、なつに愛されてるってわかったし。」
そう言って、知哉はニヤリとしてみせた。
そうかも。
私も冷えきってしまってると思いこんでいた夫婦関係が、そうじゃなかったと確認することができた。
このことがあったから、これからだってちょっとやそっとのことじゃ崩れないって思える。
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