第1章

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 「じゃあ、 遥さんは‥‥」  「もう、 これで勘弁して‥‥」  武邑の言葉を遮るように、 遥は、 その唇にキスをした。  武邑をじっくりと味わうようなキスに、 彼も応える。 舌を差し出すと、 遥も暖かく濡れた舌 を絡ませてきた。  互いの魂まで吸取りそうなキスに、 体全体が痺れてくる。  遥が唇を離して、 武邑の顔を見つめると、 彼は、 「こんなんじゃ、 許せないな」と囁いて、 遥の胸に手を伸ばしてきた。  「もう一度、 抱かせて。 そうしたら、 許してあげる」  「一度だけ?」  「好きって言ったら、 何度でも抱いてやるよ」  照れながら、 遥は囁いた。
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