一目惚れした王子様

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アミは、本当によくあたしのことを見てくれている。 「優馬(ユウマ)でしょ?」 その名前に反応して、心臓がドキッとした。 「…そこまでっ!?」 「だって、ずっと目で追ってるじゃん!」 相手の名前まで言い当てられてしまった。 アミにはお見通しだ。 「まぁ…好きっていうか、…気になる人…かな」 「それを“好き”って言うんでしょ♪」 アミに、脇腹を突つかれる。
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