一目惚れした王子様

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あたしは、優馬くんと出会ったときのことをアミに話した。 あれは、今から3ヶ月前…。 まだ、凍えるような北風が吹いていたころ。 「ほのか、がんばってね!」 「お前なら、大丈夫だ!自信持て!」 「うん、ありがとうっ。いってきます!」 あたしは、お母さんとお父さんに見送られながら家を出た。 握り締めた手の中には、「合格祈願」と書かれたお守り。
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