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モヤモヤ、ブルーでネガティブ真っ最中の私のスマホに着信が来る
画面には【誠治】の文字
突然の事で緊張して手が震えるとともに、心臓の音が体中に響き渡る
私は・・・慌ててタップして出る
すごく緊張している・・・・
――――たぶん自分の合格発表を知る時以上
｢はい｣
｢咲良？俺。久しぶり｣
いつもより、声が微妙に弾んでいるように聞こえる
本当は『何で試験が終わってから連絡してくれないのよ―』って言いたかったけど、何となく止めた
｢うん。元気だった？｣
｢――――｣
沈黙
何でこんな簡単な質問も答えてくれないの？
｢咲良、今から会えない？｣
――――来ました、この言葉
もしかして・・・・
もしかして・・・・
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