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ドキドキしながら向かったのは誠治の自宅
誠治が指定してきた
私って誠治のお母さんに嫌われているんじゃないの？
そんな事を考えると、全身緊張感に覆われる
家に入ると、久しぶりに近くで見る誠治の顔
少し痩せた・・・？って思うのは気のせいだろうか？
彼の部屋に通される
ちなみにお母さんは、入学手続きのため銀行に行ったらしい
初めて入る誠治の部屋
机、ベッド、本棚しかないシンプルでいかにも彼らしい
促されてベッドの上に座る
横には当たり前のように制服姿の誠治
｢T大学、合格した｣
自信満々の笑顔で報告してくれる
その笑顔が眩しくて、今までモヤモヤしていた気持ちなんかあっというまに吹っ飛んだ
本当にゲンキンな私
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