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7月入ってました!
~ 月曜日 ~
休みの間私の中でいろいろあり気持ちが底辺をうろうろしていました
月曜日は朝から気持ちが悪く
いわゆる行きたくない病なのかな…
会社に行ってからひたすらお掃除をして気分を紛らわせていたけどやはり無理で吐き気までしてきました
藤浪さんは朝から私のまわりをうろうろ
「 何?何? 人見知り? ねえ(笑) 」
「 ちがうよ… 昨日また前みたいになって 」
「 そうなの? 何だろう… 何だろうね(笑) 」
優しく笑いかけてきます
「 ほら、どうしたの? なんでも言ってごらん? 」
これじゃあ二人きりの時の藤浪さんが出ちゃってます
もう... 私もつられて笑ってしまいました
「 藤浪さん、もう大丈夫だから静かにして 」
「 そう? 」
いたずらっ子のような顔してます
朝からどうしたのかな
もしかして週末寂しかったとか?
いやいや、藤浪さんはそんな事ないか
それから日中も事有る事に接触してきます
そうだ、今日私は別件でクリーニング屋さんに行くので彼のYシャツを一緒に出してあげよう
「 ねぇ? 部屋行って取ってきてあげようか?」
「 いいよ悪いから大丈夫だよ 」
じっと目が合います
私はニヤニヤしながら手を出します
「 わかった!じゃあちょっと待ってて 」
彼がお金と部屋の鍵をくれました
前に夜抜け出した時に鍵をかけましたが、この鍵は特殊でなかなか開けることも閉める事も苦手です
でも部屋の鍵を貰ったのがちょっと嬉しい私
気分良くお使いに出発しました
やはり開けるにも手こずる私
やっと開けて部屋に入ります
でも特に珍しい事もないか... さっさとYシャツバックを持ち外に出ました
また閉める方がなかなか出来ずにいました
これじゃあ完全に怪しい人です
カメラあるし
出る前に彼とその話しになって、逆にしょっちゅう来てるから大丈夫だよねと話してました
お使いが終わり彼のYシャツが私の車の中に...
こんなちっぽけな事だけど喜びを感じてしまいます
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