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7月某日
今日のさっきまでの章をまさしの横でひたすら描いておりました。
朝に藤浪さんと別れてその数時間後にはまさしといるという...
私は自分でつくづく最低だなと思います
本当に嫌~な奴です
まさしの横にいるのに、私は藤浪さんとの事を思い出しながらここに来てます。
まさしへの愛情がほぼゼロの頭の中なのに一緒にいるという...
でもまさしも何か感じとったんでしょうね...
泣きそうな悲しそうな顔をして天井を見上げていました。
無理もないですよね。
はるばる会いにきてくれたのにその相手はずっと携帯をいじっているって。
悪い事しちゃってましたよね...
仕事も忙しいし、もしかしたらもう会う機会がないかもしれないと思いました。
ここからの話しは昨日の続きに戻ります。
ここは私の家の2km圏内なので私のほうが詳しくそしてドキドキです。
藤浪さんは口ではもっとしっかり警戒したほうがいいとか言いながらも運転する車はホテルに向かっていました
二人共寝不足なのにやはり眠れず
でも私の気のせいかな..
いつもより素直な藤浪さんがいました
入った時間がすでに0時近くだったのでやはり今日も時間がない
なんでこんなに時間が短いんだろうと嘆く
いつもは別々にお風呂なのに私が入っていたら彼がすぐ入ってきました
お先にどうぞとか言ったくせに..
明るいしお酒も入ってないのでさすがに恥ずかしくなかなか自分は洗えませんでした
先に湯に入った藤浪さんが入ります?
と言ってきた
そうなんです、藤浪さんは私の後輩だった事もあり基本ずっと敬語なんです
そもそも普通が敬語なのかもしれません
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