631人が本棚に入れています
本棚に追加
/666ページ
そんな同志のような関係は精神的にもかなり結びついていたのかも知れません。
変化があったのはちょうど一年前頃です。
いつものように残業を終え私は会社の近くに車を止めていて、彼は電車通勤。
駅まで乗ってく?という何度も繰り返してる日常
ただその日は話しが止まなくて駅に着いても彼はなかなか車から降りませんでした。
じゃあ場所移して話しをするかという事になり迷ったあげく温泉ランドへ
彼は電車の時間も無くなるし今日は泊まりと腹を決め私も少しは付き合おうと一緒に中へ入りました。
最初は車だし飲む気はなかったのですがまぁいいかとなってしまい乾杯してしまいました。
これが私のいい加減なところ。
とりあえず家には朝早く帰るとメールをしました。
そこの温泉ランドは24時間営業ですが個室はなく大広間で雑魚寝や一人用のリクライニングソファーでくつろぐ感じのところです。
飲んだ後は温泉に入り館内着を着てくつろぐ感じでした。
マッサージ機でリラックスした後少しでも寝ないと明日の仕事が辛いので大広間に移りました。
時間は2時を過ぎていたので消灯しておりました。
奥の空いてるスペースに簡単な枕、布団を敷き二人で並んで声を抑えて話しをしていました。
あちこちからいびきとか面白い寝言とか聞こえてきました。
最初のコメントを投稿しよう!