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そんな日は電車でそのまま帰るはずの藤浪さんが夜道が危ないからと会社まで送ってくれ、また引き返して駅まで行き電車で帰るという優しさもありがたいなと感じていました。
何度も大丈夫だからと断っているけど毎回送ってくれました。
ある日、その日もいつもの様に送ってくれじゃあねとしようとすると話しがまた始まりなかなか途切れずにいました。
終電もなくなってしまいました。
そんな時彼はビジネスホテルに泊まってから出勤したり休みの前の日は帰ったり。
ただ、その日は藤浪さんが
「シングルで泊まるのも二人で泊まるのもあまり料金変わらないですよ」
と言ってきました
そしてシングル2部屋じゃ倍だけどツインだと少し安いんだと
ダブルじゃもっと安いですよと...
私は今そんな問題じゃない話ししてるよねと思いながら
「泊まらないよ!」
と言い張ります。
「しっかりベットで寝たほうがいいですよ!任せて下さい」
と言ってくれるし根負けてしまいビジネスホテルへ...
結局ツインは空いておらずダブルの部屋へ
正直な私の気持ち?
こうなる事を望んでいたのかな...?
お互い疲れたーとなり交代でお風呂に入りベッドへ入りました。
やはり話しが楽しくて尽きなくて何時間も話してしまいます。
そろそろ眠いよとなってきた時に彼の顔が近づいてきました。
藤浪さんとの初めてのキス
もうこの時には私は彼の事を好きだなと自覚していました。
心地よくてそれで身体の中から全身から熱くなる感覚...愛しくてたまらなくなりました。
私は流されるまま彼を受け入れてしまいました。
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