第1章 チャラ男会計は面倒くさがり

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「「ぷっ、あはははは!」」 「…っ」 大笑いする双子に静かに笑う大ちゃん。 正面に座るれんれんの顔は僕の肩に埋められて見えないけど、伝わってくる振動から笑ってるのが想像出来る。 「ちょっとちょっと!みんな笑いすぎじゃない?!」 「「だって、ねぇ?」」 ねぇ?って言われても… まあ、確かに自分がみんなの立場なら大笑いしてそうだけど~ 「昼休み見に行くか」 「「さんせーい!」」 「…いく」 「皆が行くなら行こうかな」 「じゃあ僕もいくー」 会長の言葉に僕以外の皆が賛成する。 実は僕も少し気になってるからみんなに着いて行くんだけどねー こうして昼休みに生徒会役員全員で転校生を見に行くことになった。
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