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かつてこの地に邪悪な霧が立ち込めていた頃、4人の若者が降り立ち、
神から授かった4つの神器をもちいて邪悪な霧を振り払い、
城、街を建て、聖なる結界を張り、“夢幻武相”と名をつけた。
この聖なる地を守ろうと4人の若者は光の心を持つ者のみを受け入れるよう、
夢幻武相の周りを幻惑のジャングルにした。
間もなく、1人の青年が夢幻武相を訪れ、神官となった。
だが、長い年月が流れた頃、神官となった青年は徐々に変わっていった。
悪魔や死霊に興味を持ち始めた青年は、外界から魔の書物を持ち出し、やがて青年の目的が明るみになった。
“光の民を闇の民にかえる”
危険と感じた4人の若者のうちの1人、ホークアイは青年を“悪魔の神官”と名付け、
城の地下深くに封印の間を作り、4つの神器と共に悪魔の神官の封印に成功した。
同じくして、4人の若者は子孫へ言い伝える代わりに古文書を記し、いずこへと姿を消した。
数千年の時が流れ、人々は歴史として語り継がれていった……
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