雪山の精霊

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「それっ!」 ―うぅっ、やるな……ならばこれはどうだ!― 「!」 雪女は巨大な氷柱を雨のように降らせる。これはさすがに避けきれない。 ―ぐおぉっ!― 「ゴーレムさん!」 エディを守っていたゴーレムは体力の限界が来たようで、崩れ落ちるように消えてしまった。 ―我の魔力を思い知ったか!― 「つ、強い……!」 ハルカはワクワクしていた。 こんなときに、武術の民の血が騒いでいる。
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