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えっと・・あの、この状況は・・? あたしと川村くんが約束通り放課後、教室で勉強しょうとしてるんですが・・・この状況は・・なに? 「お構いなく」 「お構いなく~」 「構わなくていいからね」 正樹くん・・庄屋くんに加奈子・・・なんで、この3人がいる訳? 「「「川村くん、いいよね?」」」 ・・い、嫌がらせだ。 「あ・・俺は、構わないよ」 結局、時間も無いということで、さっさと勉強を始めることにした。 明日のテストの教科の英語を重点的にやった・・・川村くんのリクエストだった。 せめて、それだけは優先させた。 正樹くんと川村くんは時々、質問してくるが殆ど理解できてて特に一緒に勉強する必要性を感じ無い程だった。 後の・・2人は壊滅的だった。 「すご~い!コマリちゃんの教え方、すっごく分かりやす~い」 「本当ですよね~これだと赤点、免れるかも~」 「・・・・・」 ・・返答のしようもない。 帰り際、明日からテスト期間中、前日に翌日のテスト勉強を一緒にやって欲しいと2人に懇願された。 加奈子と庄屋くんの頼みとあっては・・断れそうになかった・・・この2人には何かとお世話になりっぱなしだ。 結局・・テスト期間の約一週間の間、明日から教室で加奈子と庄屋くんと一緒に勉強会をする事になった。 「え~なんで、玲哉がいるの?」 「川村くんも、どうしたんですか~?」 「「お構いなく」」 「・・・・・」 次の日の放課後、あたしと庄屋くんと加奈子の勉強会に・・なぜ・・・正樹くんと川村くんが混ざってる? 結局、あたしと・・・他4人と一週間のテスト期間中、一緒に勉強することになった。 澪さんに言われたことが、頭を過った。 正樹くんと一緒に勉強するのことに・・罪悪感を感じた。 でも・・その反面・・正樹くんと一緒に勉強できることは・・・正直、嬉しかった。
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