日置くんはイケている26[終話6]日置くんは誕生日を知らない

7/7
前へ
/181ページ
次へ
チュッと離れては、またふんわりと唇がふれ、優しくて甘く痺れて、ゆっくりと舌になぞられるたび息が上がってクラクラとする……。 ラブちゃんとの未来はこんな風に優しく甘いんだと教えてくれる、約束のキスのようだ。 そう、俺とラブちゃんには約束がある。 この先ずっと、一緒にいろんなとこに出かけるんだ。 約束は絶対………。 絶対……だけど。 鍋の約束……スーパーに寄るの忘れてたな。 ……でも、ラブちゃん。 その約束はもう少しの間忘れていて。 この幸せに満ちたキスに溺れることを許してください。 《日置くんはオタオタしている=完》
/181ページ

最初のコメントを投稿しよう!

461人が本棚に入れています
本棚に追加