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蒼「サティ様、あの…これ受け取ってください。」
ただ今サティ様にプレゼントをお渡ししています……
…………上目遣いで。
いや別に自主的にしよう思ってしたんじゃなくて、フローラが『上目遣いで少し首を傾けて渡しなさい。それで、終わったら、報告に来てね☆』って言われたので仕方なくやってるんです！
それにしても、サティ様さっきから全然動かないんですが、大丈夫なんでしょうか？？
すっっごく見られてて恥ずかしいんですけど/////
と、思ったらすごく満面の笑みになりました。
サ「嬉しいな、なにが入ってるんだ？」
蒼「浴衣です、前に欲しいと仰っていたので。」
サ「そうかありがとう。」
蒼「あのそれと、3日後に花火大会があるので一緒に行きませんか？」
サ「もちろん行く。…それで話は終わりか？」
蒼「え？あっ、はい。」
サ「それじゃあ行くか。」
グイッ
ふぇ！？
なっ、なんでお姫様抱っこ！？
サ「誰の入れ知恵かは大体想像つくが、まぁ今回は可愛かったから許してやるか。……たっぷり可愛がってやるよ。」
蒼「だっダメです！終わったらフローラたちに報告に来てって言われてるんですー！」
サ「ああ、終わったらな？」
バタン
ドサッ
『あっ、ちょっ、……んっそこはっ、』
『楽しみだな？花火デート』
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