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気付けば、恥じらいもなく大きくひらいた足の間に、レオンハルトが入り込んでいた。
反射的に足を閉じようとしても、もう遅い。
「れ、おくん、だめだから、もう、離して」
ビーシュは体の奥に受け入れたレオンハルトの逸物を思い出し、ぞくっと背中を反らした。
快感に燃える息を吐きすぎた唇はかさかさに乾いていて、嘗めるとしょっぱい汗の味がした。
「いいよ、このまま……だして」
じゅるっと、薄くなった精を吸いあげる勢いで食いつかれる。
「あっ、ひっ」
びくびくと、性急な快感に四肢がこわばる。
切羽詰まったビーシュを煽るよう、秘所にずるっと人差し指が差し込まれる。
「すごい、まだ柔らかい」
口を離し、舌先を使って愛撫をしながら、レオンハルトが入り口を傍若無人にまさぐる。
「んあっ、あふっ……」
中にたっぷりと注がれたものを掻き出す指使いに、声が止まらない。
ビーシュはあんまりな自分の痴態に、顔を両手で覆った。
情けない顔を、間近で見られるのは恥ずかしい。
ど近眼で眼鏡がなければろくになにも見えない視界でも、息が絡むほどの近距離であれば表情もわかる。
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