1#野生の大イノシシ

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 俺は猛り狂って迫り来るハンターどもに向かって、大きな鼻の孔から鼻息を機関車の煙突のようにぶぅーぶぅーと吹き出し、脚の遇蹄を鳴らして激しく威嚇した。    ダーーーーーーーン!!  ダーーーーーーーン!!  ダーーーーーーーン!!  ダーーーーーーーン!!  ざまあみやがれ!!名前は『フーセン』でも身体は装甲並みに銃弾なんか跳ね返すぜ!!気合いで・・・  キューーーン!!  むぎゅ。  「ぷぎぃぃいいいいいい!!!!!」  やば!!急所を狙われた!!  ケツの穴がァァァァ!!  ズルッ・・・  脚が・・・  崖だァァァァ!!  うっかりしてたァァァァ!!  どかっ!!どかっ!!どかっ!!どかっ!!どかっ!!どかっ!!どかっ!!どかっ!!  俺は・・・堕ちてるのか?  崖に・・・  ダーーーーーーーン!!  ダーーーーーーーン!!  ダーーーーーーーン!!  ダーーーーーーーン・・・      
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