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次の日、いつもの賑わいが無い休講中の大学内を通り、ガレージに行くと朱鳥とノエルが眠たそうに眼を擦っていた。
真琴「おはよう朱鳥、ノエル。」
朱鳥ノエル「「おはよー真琴」」
真琴「2人とも眠たそうだね。」
朱鳥「3人で朝までラインしてたからね。」
朱鳥は欠伸をすると後でねと言って部屋に入って行く。
真琴「そういえば、矢野先輩たちは?」
ノエル「え? ぇえ?」
真琴「だから、他の先輩達は?」
ノエル「あ、ああ。 昨日は遅くまで色々と忙しかったみたいで、午後から来るって。」
真琴「そうなんだ。 じゃあ、それまでは模型作りだね。」
2人は和友と朱鳥が揉めに揉めながら作ってくれた新しい設計図を基に飛行機を作り直していた。
幸いなことに、最初に作った大部分の骨組みは少し加工すれば新しい骨組みに再利用する事が出来たので、1から作り直す部品は少しで済んだ。
ノエル「そうだね、次は組み立てだけど、どこから始めたらいいんだろう。」
真琴「調べるのも良いけど、どうせなら色々試してみない?」
真琴は主翼部分の骨組みを持ってクロスさせた。
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