さよなら日常

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 誰もいなくなった白い空間に一人になった神は大きなため息をつく。 「水城 孝太郎と橘 良太。あの二人は素質は充分なんだけど対極だなぁ。それに彼は何するのか分からないし……まぁ私が干渉できるのはここまでだし、後は神らしく傍観してようか」  笑顔を見せる神。何かを楽しみにしている神はニヤニヤと笑いながら白い空間を後にした。
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