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ひとめぼれ
あなたに出会って
あなたを好きになった
バレンタインの頃、同僚に
義理チョコをあげ、みんなに手紙も添えて
あの人にも。
みんなとは違う文を書いて
二人きりになったとき
屋上でジュース飲んだり、ベンチに座って
お互いの事話したね
突然のキス、ドキドキ胸が張り裂けそうだった。
だんだん仲良くなって、二人の距離も縮まって
あなたが私に言ったの。
あなたが言うから、黒髪にした。
あなたが言うから、ジーンズを穿くようになった。
あなたが言うから、薄化粧にもした。
あなた好みにしたの。
あなたは、私の頭をポンポンして喜んでくれた。
でも、私の存在は、まだ友達のまま。
いつかは、思いが届くような気がしたから、何も
言わずにすごした
だって、毎日ラインしたり、週末には、飲みに行ってたから。
居酒屋の席について、あの人が言ったの。
一緒に飲みに行く人が欲しかったんだって!
ははっ、私、ピエロ!
私の気持ち知ってるくせに
呑み友?
ピエロってさ、笑ってるようなのに、涙してるよね
今の私がそう。
泣き笑い
でも、あなたから離れたくなくて今日も
二人で飲んでる
あなたがいうから、家まで送ってハイタッチをして
別れるの
ねぇ、私の悲しみ、切ない気持ちわかりますか?
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