ひとめぼれ

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あの人のこと あなたが眠ってる間に… 私が好きになったのは 最近のことばでいうところのヘビ顔なところ あなたの低い声 体があまり強くないくせに頑張り屋さんなとこ 私より大人なとこ どんな場面にでくわしても冷静を保ってるの たくましい、その腕。私が触れると、いつも力をいれてくれる 普段は無口な貴方も酔うとSっ気になるの  わたしのことオマエって言うし… 私が本気になりそうになるような甘い言葉もいってくれる オマエは、俺だけみてればいいの…って  思わせぶりなこと平気で言う でも あなたは私の事 私の気持ち知ってるくせに ひどいよ… 知ってる? 私 あなたの前では笑ってるけど 心の中では いつも泣いてるんだよ 今つきあってる女性はいないなんてさ… 私やってられないよ もう この鈍感野郎 私 心がもたない でも あなたに惚れてるから 今夜もピエロ演じてる…
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