第1章

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「明日の朝、見張るったて、お前1人だろ。俺たち2人、両方は無理だ。目を離した隙に固ゆで卵食ってやるからな」 「あっはは、俺に協力者がいないと思ったのか」 「どこにいるんだよ」 「ここだよ」  俺の部屋のドアが3回ノックされました。  そこからの話は、あまりしたくはありませんが、2人は、一生梅干しと半熟卵だけを食べなくてもよくなりました。  俺は見てましたから。和食の朝食会場で、女性が泣きながら梅干しを食べ続ける姿を。
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