Prologue

4/4
9人が本棚に入れています
本棚に追加
/174ページ
 そっと、ぼくの唇に、自分の唇を重ねてきた。  ふっくらと冷たい感触に、入りこんでくる舌先に、そのすべてに。  死の、味がした。
/174ページ

最初のコメントを投稿しよう!