はじまり

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大輔「おう!!んじゃ早速部屋行こうぜ!!」   玄関のドアを閉め、和喜を部屋に案内しようとした直後、突如ドアは反対に押し戻されていった。   長野「誰か俺を呼んだかい!?!?」   突然意味のわからない事をいいながら登場した人物に、大輔は無意識のうちに顔面にパンチをいれていた。   長野「ぐおぉぉぉ、いったぁぁぁぁ。いきなりそれか。ひどすぎだろ。だが、ナイスなつっこみだ。」   そう言って玄関に倒れ込んだのがいつも馬鹿ばかりやる長野孝良だ。   そんな長野を見て和喜が、   和喜「相変わらず馬鹿だな。」   笑いを堪えながらあくまでも冷静に言い放つ。   大輔「いや、変人かと思って……、ついっ……。わるいわるい。」   気付いていながら拳をいれたのにめちゃくちゃな言い訳をする。   長野「何大丈夫さ。身体が頑丈だからこれぐらいなんともないさ。俺とお前の仲だから許す!!!!」   そう言った矢先にまた長野は倒れ込んでいた。いや、投げ飛ばされていた。   祐樹「頑丈な身体なら俺の投げぐらいなんともないよな(笑)」   一聖「長野にそれはきついだろ。玄関で騒いでるからそうなるんだよ(笑)」   そう言いながら登場したのは、柔道経験者で気が強い森下祐樹と本作の準主役をつとめる高橋一聖だ。   大輔&和喜「あちゃ~。」   祐樹「おっす!!大輔!!もうみんな揃ったか!?!?」   大輔「残念ながらまだみんなは揃ってないよ。でもま、ここじゃなんだし、みんな俺の部屋先に行っててくれよ!!」   祐樹&一聖「んじゃ、おじゃましま~す!!!!」
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