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「巻き込まれた、か…。
そんな事が起こり得るのだな。」
「ソウデスネ。」
いや、うん。
めっちゃ棒読みだけど許して。
てか、へたれが起きないから何にも始まらないじゃん。
叩き起すか。(容赦なく)
「う、うぅん…」
あ、叩く前に起きやがった。チッ。
「えぇっと、ここどこ…?」
「あ、あの!初めまして勇者様。
私はこの世界、カルディアにあるフェルディア王国の第二王女、ティアナ=フェルディアと申します。」
私には挨拶なかったのに勇者には挨拶するのなww
「勇者…?
えぇっと、ティアナ王女、様?なにかの間違いじゃ?」
「いいえ。貴方は正真正銘、私たちに召喚された勇者様です。」
うわぁー。何このベタな展開。
で、どうせ王女このへたれに惚れるんでしょ?
その上で鈍感でアホなヘタレのせいで私の肩身が狭くなると…。
最悪。
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