216人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
私が泉から出てきたら、目の前には王様と側近しかいませんでした☆
「思ったより早かった様じゃな。
時間がかかるかと思い、ティアナに勇者をギルドに案内させとる。」
「そうですか。」
ギルドかぁ。やっぱりあるんだな。
って私は?
「おぬしはギルドに今すぐ登録しなければならないという訳ではないからの。
学園に通いだしてから必要に応じて、じゃな。」
なるほど。
この感じだと、下手に実力を出さない限り平和に過ごせそうね。
「分かりました。
それは別にいいのですが、私は今後どうすればいいでしょうか……。
不可抗力とはいえ、帰ることも出来ないわけですし。」
まぁ、帰れないのは半分位あのバカ神のせいだけどね。
「そうじゃのぉ。
勇者にはこの世界のことを知ってもらう為に、学園に通ってもらうつもりじゃ。
ティアナも通っておるしの。
そこでじゃ。
お主も学園に行くと言うのはどうじゃ?
この世界の基礎知識も身に付く。」
それは確かにいい話だけど。
大体こういう話には裏があると思っちゃうのよねー。
「そうですね。
……そのお話お受けします。」
でもまぁ、楽しそうだから行っちゃえ。
最初のコメントを投稿しよう!