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入学試験は無事に合格。
とは言っても、相手が油断していたのもあるから、私としては自衛できるくらいには強くなりたいと思ってる。
でも、前にも言った気がするけど、私武器とか使った事無いんだよね。
よくある、元の世界で空手とか習ってて基本スペックから高いとかも特にない。
だから勇者補正、期待してる。
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試験から数日後。。。
誠司と私は王様に呼び出された。
「今日呼んだのは制服や教科書が届いたのでな。
それらを渡すためと、学園に通うにあたって説明も必要かと思っての。」
「説明、ですか?」
「そうじゃ。
我が国の学園は全寮制なのじゃ。
その為、ティアナも例外なく寮に入っておる。」
へー、寮かー。
門限があったとしても、お城に居るよりは自由に動けそう。
「えっと、じゃあ僕達も寮に入るのですよね?」
「あぁ、そうじゃ。寮には門限もあるが、外出届を出せば問題は無い。」
「分かりました。あの、寮にはいつから移れるんでしょうか。」
「おぉ、そうじゃったの。
寮には今日からでも移動可能じゃ。
学園が始まるまでに準備を終えて、移ってもらえればよい。」
「じゃあ、僕は準備を始めてきますね。」
珍しく誠司がうざ絡みしてこなかった。
何かあったんだろう。どうでもいいけど←
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