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「お主はどうするのじゃ?」
「どうするとは?
別に荷物もそんなにあるわけではないので、いつでも移れるんですが。」
「そうか。それなら身分証はどうするかね?
誠司君はギルドに登録に行っているから、ギルドカードが身分証となっとる。
おぬしは城で発行するかね?」
あー、うーん。
城で発行される身分証とかなんか怖いw
ギルドの立ち位置とかにもよるけど、城のはやめとこう。
「いえ、それなら観光と寮に移るにあたって必要なものもあるでしょうから、ついでにギルドに行って登録してきます。
これからはただの学生として過ごすのですし、
変に注目を集めてしまっても困りますし。」
「そうか、なら案内をつけよう。その者に学園の話も聞くといい。」
「分かりました。では、出かける準備をしてきます。」
「あぁ、案内の者に部屋まで行かせるのでな。
今日はゆっくり、観光してくると良い。」
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と言う訳で、やってきました。王都・ファーシ。
この世界に来て初めての都だから、それなりに広くて大きい都市と言うくらいしか分からないけど、活気があるし悪くはないかな。
人ごみはあんまり好きじゃないけど…。
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