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「見事に希少属性ばかりで、殆どの奴がどんな特性かすら知らないだろう。
もし有用性に気が付いた欲深い奴が居たら、狙われるかもしれんな。」
「はぁ…。まぁ、気をつけます。」
狙われる。だろうなぁ…としか言えない。
特に創造と時空。有用性がありすぎる。使い勝手はこれから確かめるにしても、できるだけ言わない事にしよう。
「まぁ、ギルドは個人情報は漏らさない主義だ。ギルドカードにも属性は記載されない。
だが、魔術師であることを隠すことは出来ないだろうから、攻撃手段なり属性を聞かれた時にどうするかよく考えてくれ。
それと、ギルドで共有されるにしても爆弾過ぎるからなぁ。とりあえず使える属性魔法のようなものがあればいいんだが…。」
属性魔法…。そう言えば、試験のときファイヤーボール出せたよなぁ。
あれって、創造属性の力かな?もしそうなら、どの属性でも出せるってことだよなぁ。
すでにチートな気がする…。
「あの、とりあえずファイヤーボールなら使ったことがあります。」
「おぉ!そうか、それならとりあえず火属性と…。他はどうする?
一応、得意属性が火という事にしておくから、後で使いやすい属性を追加してもいい。」
「じゃあ、とりあえずそれでお願いします。
ギルドカードってすぐに出来ますか?」
「ん?残りのギルドの説明を受けている間に出来ると思うが…。
なにかこの後予定でもあるのか?」
予定……。観光と買い物くらい???
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