217人が本棚に入れています
本棚に追加
暗い暗い暗闇の中。
…水?いや、息できるし。
まぁ、とにかくよくわからないところにいる。
すると突然、何処からか声が聞こえた。
「へー、へたれだけかと思ったら女の子まで来ちゃったんだ?ww」
までってなんだ、までって!
来たくて来たんじゃないわ!
っと心の中で思っていると。。。
「来たくなかったの?ww
それは災難だねぇww」
「ちょっと!そんなに笑わなくてもいいじゃない!」
はったおすぞ。この野郎。
「ちょっ、心の声物騒だからwwww」
「心の中位いいじゃない別に。
ていうか、あなた誰よ。」
普通でいけば神様あたりだろうけど。
「そーそー。ていうか、心の中で当てるのやめない?www
別に聞こえるけどさwww」
「だったら問題ないじゃない。
それで?神様が何の用?
元の世界に帰してくれたりしないんでしょう?どうせ。」
「そうだねぇ。帰せない事はないんだけど、帰っても苦労するだけだよ?」
「苦労する...?
まさか。」
「多分予想通りだよ?
ここに来た時点で、君の存在は向こうでは無かったことになってる。
だから帰っても身寄りのない子どもになるだけ。」
はぁ、これだから異世界召喚ものは嫌いだ。
今までの人生返せ。
最初のコメントを投稿しよう!