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て、ちょっと待て。
私神様にあったのに、慰謝料請求してもいい立場のはずなのに、何もなし!?
「あ、逃げよ←」
「おいこら。ちょっと待て。」
「えー、待たなきゃダメ?」
「ダメだわ、バカ。」
「はーい。で?
何が欲しいの?」
「そうねぇ。あ、そう言えば私って魔力とかあるの?
召喚されたは良いけど、何も出来ないとか嫌よ?」
「あ、そこはノープロブレムー。
召喚される時点でそれなりの魔力を持つものって魔法陣が選定してるからー。」
「なるほど。じゃあ、属性とかは?」
「えー、それは今言っちゃったら面白くないじゃーん。」
「ケチ。まぁそれを慰謝料にされてもつまらないから良いけど。
そうなると、特にないわね。」
「えーwwwww無いのー?w」
「無いわ。」
「うーん。じゃあ、向こうに言って何か必要なものがあったらその時願うのは?」
「そうね。向こうの世界の事も分からないし、後ででいいわ。」
「はいはーいw
あ、最後の最後で悪いんだけど、そう言えば名前何て言うの?www」
「はぁ、今更聞く?
私の名前は”霧咲 凛”よ。」
「凛、ね。
それじゃあ、またね。凛」
「えぇ、今度はきっちり慰謝料請求してあげるわ?」
そう言い切ると、途端に意識が遠のいていった。
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