僕の休日2

2/3
前へ
/155ページ
次へ
飲み物を飲み終えてた2人は街を歩き出した。 ザワザワ ガヤガヤ 「いつもこの辺りを歩いてるのか?」 「あ…はい」 「ふーん……」 「白藤さんも街には良く来られるんですか?」 「ああ……うん」 「この街は大きいですからね。美味しいお店もたくさんあります」 「そうだな…クスッ。俺さ、三丁目にあるラーメン屋の味一番のオリジナル味噌ラーメンが好きでさ」 「味一番の!私も味一番のラーメンは好きです。タンタン麺が好きでたまに食べに行きます」 「マジで!タンタン麺…ああ…野菜たっぷりなラーメンだよな…ははは…」 「はい。私は野菜が好きなので多めにして貰っています。白藤さんは野菜は苦手ですか?」 「ええっ……と……あんり得意じゃなくてさ…」 「そうなんですか…クスクス…野菜は栄養があるんですよ」 「だよな…男の癖にカッコ悪っ…」 「そう言う意味で言った分けでは…済みません…」 「輦ちゃんが謝ることねえよ…俺がそう思っただけで……それより何か食わねえ?」 「えっ……」 「ほら、あそこにスイーツのショップがあるし…」 スウッ 白藤が立ち止まって指を指した先にはクレープのお店がある。 「あ………」 ザワザワ ガヤガヤ 「女の子はスイーツ好きだよな…クスッ」 「えっ…あ…はい…」 女の子じゃないけど…クレープは大好きだよ 「じゃあ行こうか…好きなの選んで奢るからさ」 「はい」 スウッ 「いらっしゃいませ!」 「ああ……えっと……チョコバナナクレープを1つ」 「チョコバナナクレープがお1つ……」 「輦ちゃんは?」 「私はストロベリーホイップクレープを1つ下さい」 「ストロベリーホイップクレープがお1つ合計2点で1130円になります」 スウッ 「1500円で……小銭を持ち合わせてなくて」 「1500円お預り致します」 ガチャ 「370円のお釣ですお確かめ下さい。クレープは少々お待ち下さいませ」 「はい」 スウッ ザワザワ ガヤガヤ 「……………」 白藤君は何か慣れてるように見える… 休日はもしかしてナンパして女の子と過ごしてるのかな…… そんな白藤を見てる輦は思った。 「少し待ってような」 「はい」 ザワザワ ガヤガヤ 「ご注文のストロベリーホイップクレープとチョコバナナクレープになります」 スウッ 輦と白藤は店員からそれぞれクレープを受け取る。
/155ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加