『恋焦がれし君への想い。』

『義姉と義妹。』

姫:｢あき、聞きたい事あんねんけどかまへん？｣

晶:｢聞きたい事？｣

姫:｢あきってさ、なんか習い事してるん？｣

晶:｢習い事？してへんよ。なんで？｣

姫:｢なんかさ、あき見てると身のこなし方に無駄がないからさ、なんかやってるんかな？って。｣

晶:｢あー。実家が道場経営してんねん。小さい時からクソ親父からずっと鍛えられたのんもあるかもしれへん。｣

姫:｢道場？なんの道場なん？｣

晶:｢空手道場やで。｣

姫:｢マジかΣ(￣□￣;)!!｣

晶:｢マジでwwちなみに蒼空姉ちゃんも習ってた。｣

姫:｢龍埜ちゃんは？｣

晶:｢龍埜姉ちゃんは、やってないねん。やってない代わりに別のモンが龍埜姉ちゃんの周り固めてたからそんな心配なかってん。｣

姫:｢別のモン？｣

晶:｢うん。なんか守護神さんらしいのんが居てずっと龍埜姉ちゃんの周り固めてんねん。｣

姫:｢龍埜ちゃんスゴいやん！！｣

晶:｢姫姉ちゃん驚かへんの？大抵の人ドン引きすんのに。｣

姫:｢そうなん？ドン引きすんのがおかしない？｣

晶:｢なんで？｣

姫:｢だって、そういうのんて分かる人は分かるんやろ？あたしはそういう類い分からん人やから素直にスゴいって思うで。｣

晶:｢姫姉ちゃんスゴい(*ﾟДﾟ艸)｣

姫:｢そうか？｣

晶:｢うん。｣

義姉(姫香)と義妹(晶)は、初めて顔合わせてからの大の仲良し。

そんな二人の姿を見たこの兄弟は。

遥:｢・・・仲良いよな～。｣

小:｢仲良いと言うより姉妹に見えるけど。｣

遥:｢小太郎、あの二人見て妬かないのか？｣

小:｢そうは思わない。もしかして妬いてるの？兄さん。｣

遥:｢・・・・・・。｣

小:｢姫姉ちゃんにバカ亭主って言われるよ|дﾟ)｣

遥:｢ｶﾞｶﾞｶﾞ━Σ(llﾟωﾟ(llﾟдﾟll)ﾟ∀ﾟll)━ﾝ!!!｣

兄弟の会話を聞いた義姉妹は・・・。

姫:｢これだからうちのバカ亭主は(-。-)y-゜゜゜｣

遥:｢｡ﾟ(ﾟ´pωq｡`)ﾟ｡｣

小:｢・・・やっぱり言われてる┐(´д｀)┌｣

晶:｢うちに言わせれば似たもの同士やな(。-`ω´-)｣

遥・小:｢｢ｶﾞｶﾞｶﾞ━Σ(llﾟωﾟ(llﾟдﾟll)ﾟ∀ﾟll)━ﾝ!!!｣｣

姫・晶:｢｢・・・・・・。｣｣

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