第一章

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洋ちゃんが健康で、毎日お仕事頑張れるように! 毎日頑張ったんだから! 私がニッコリ笑うと、洋ちゃんは言った。 「まさか…明日のトンカツは……店で買ってくるやつだよな?」 さすがに豚肉は無理だと思ったのか、洋ちゃんは遠慮気味に聞いてきた。 ふふ、大丈夫よ!洋ちゃん。 「うん、さすがに豚は捌けないよ~!だから明日はお店のトンカツね!」 洋ちゃんは優しい。 私に気を使ってそんなことを言ってくれたのだから。 「だよな!!それはさすがに無理だよな~!」 私の返事を聞くと、洋ちゃんはホッとしたのかリビングへ戻った。 大丈夫よ洋ちゃん! 明日はおいしいトンカツ、作るからね!
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