0人が本棚に入れています
本棚に追加
― ピピピ………!!
「う~ん…」
AM4:00
セットしたアラームを瞬時に止め、私はベッドからゆっくりと起き上がった。
隣でスヤスヤと眠る恋人を起こさないように、できるだけ振動が伝わらないように、細心の注意をはらって暖かいぬくもりから抜け出す。
「ふふ…。今日も可愛い寝顔。」
少しヒゲが伸びて口が半開きでも、私の愛しい恋人の洋二には変わりない。
「いってきます。」
キスをしたい所だけど、起こしてしまったら洋ちゃんが可哀想だから、私は投げキッスをして静かにドアを閉めた。
最初のコメントを投稿しよう!