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あやちゃんのこと考えると、もう我慢できなくて。俺、あやちゃんのこと
好きなんだ。大切にする。だから、俺と結婚してくれ。」
何で、そうなるんだよ、気持ち悪い。
俺はボイスチェンジャーを切った。
「ばーか、俺は男だよ。騙されやがってw」
「・・・・・・。」
しばらく男は無言だった。
「何で?そんなボイスチェンジャーなんて使って俺を避けるの?
ごめんって言ってるジャン。もう二度としない。だから、俺と結婚・・・。」
「だからあ、本当に男だってば。信じろよバカ。もう二度とかけてくんな。」
俺は通信を切断した。
もうこのアプリは削除しよう。
俺はアプリを削除した。
「あばよ、変態の鈴木。」
俺はベッドに寝そべった。
何か音がする。
携帯からだ。
見知らぬ番号からの着信。
まさか。。。。。。
俺は出なければいいのに、出てしまった。
「もしもし?」
「あやちゃん、酷いよ。アプリ削除しただろ。」
俺は携帯の電源を切った。
何だよ、なんで俺の番号がバレてんの?
俺は気持ち悪くなった。
寒気がしてきたので、ベッドに潜り込んだ。
なんで?おかしい。いくら考えてもわからない。
すると、また携帯の振動音が聞こえた。
嘘だ、携帯は電源を切ったはず!
俺は耳をすませて音の元を辿った。
ベッドの中?
俺は布団を跳ね上げた。
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