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花澤というのはこの日バイトに入っていた学生の花澤葵のことである。
この男は葵の同級生で、普段は隠しているが葵に片想いしていた。
この時期はバイト中に汗をかくと店のお風呂を借りているという雑談に聞き耳を立てていた男は、興奮のあまりこうして葵のシフトを狙って覗きに及んだのだ。
遠眼鏡に映る読子の肢体はどこか艶めかしい。
それが元からの美貌なのか、それとも魔女としての魔力なのかは別として、童貞少年をいきり立たせるのには充分だった。
「ふふふーん、ふふーん、ふふふーんふーんふーん」
鼻歌交じりにソープで丁寧に体を洗う読子の所々は泡で隠れるのだがそれがまた一段と刺激的である。
特に胸元でぷるぷると揺れる泡の塊は読子の胸が増量されて揺れているようで男の鼻をムズムズさせる。
一通り洗い終わった読子が泡を洗い流すと、泡に隠れたピンクの乳首と下半身の大事なところがあらわになる。
湯船につかるためにかがんだ読子のお尻とその隙間にある大事な場所をばっちりと覗いた男はもう我慢などできなかった。
「ハァ……ハァ……」
興奮した男は完全に変質者となっていた。
風呂場を遠眼鏡で覗いている時点で変質者とはいえ、ついに自分を慰め始めて一線を越えたのだ。
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