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告白
たとえ毎日、同じ学校へ通っていたとしても。毎朝、同じ教室で顔を合わせていたとしても。隣の席で、同じ授業を受けていたとしても。
この人とは一生関わることがないのだろうな、と感じる人というのは、いると思う。
同じ場所にいて、同じ空気を吸っているはずなのに、まるで硝子一枚隔てたみたいに、
別の空間にいるかのような気になる。
生きている世界が違う人。私の世界と、その人の世界は永遠に交わらない。
私は確かにそう思っていた。
そう、彼に話しかけられるその瞬間まで。
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