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第1話 佐野輝中学時代つらい過去。
いつからだろう。
教師という生き物が嫌いになったのは。
人間不信、いじめ、心閉ざす。暴力、闇、罵声。
あの時もっと早く自分の病気を知っていたら教師に怒られないですんだのに。
いつからだろう。
先生という生き物がまた好きになったのは。
あなたに出会ってから昔のように笑えるようになって性格を取り戻せた。
そして人間が怖くなくなった。
ああ、思い出した、確か中学入ってからだと思う。つまり中1の秋。
佐野輝。中1の時初めて通知表もらった。わくわくしながら開いたら1,2,3という残酷な数字が並べられていた。
馬鹿でおっちょこちょい俺は教師にも同級生にもいじめられた。酷かったエピソードでも紹介しよう。まずは教師から。
中3の頃社会の時間があった。俺は社会の小テストで0点を取ってしまった。クラスで一人ずつ点数を発表しなくてはならないのだ。
先生「輝、何点だ。」
教卓に立つ先生。の目玉観て、小さな声で
俺「え、0点です。」
先生「は?」
先生はブチ切れた。声を荒げた。ワイワイ騒がしかったみんなの声教室中シーンとなった。
先生「聞こえない、もう一度言ってみろ」
先生は腕くみ、教卓たたき大きな声で叫んだ。
俺「…0点です。」
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