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「星崎さんもカッコイイからすぐ彼女できますよ~」
適当なことを言ってみた。
「俺はダメっすね」
「そんなことないですよ~」
さらに適当な相槌を打つ。
「いやぁ、本当に。俺いらないんです。彼女とか。今は仕事の方が楽しいし、ビジネススクールが終わっても教授と一緒にコンソーシアム立ち上げたりするし。彼女作ってる暇ないんすよ」
なんだ。せっかく愛想よくしてやったのに。
星崎の顔を覗くと、、、
あれ、見た事ないような顔してる。
雲がかかったような、、、
「でも、彩さんならいいな。オフィスで会えるし」
「は?」
「あ、大手町だ。お疲れ様っした!」
は?
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