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もう少し、、、
星崎と話がしたい。
鹿児島って、あの夢で見た・・・
「よーし、行きますかー」
星崎も腰をあげる。
あ、どうしよう。
えっと、大野さんは世田谷通りからバスに乗るし、咲と部長は渋谷から新宿方面だから、、、
とりあえず、私も行こう。
お店から出て駅まで歩く間、頭の中はぐちゃぐちゃだった。
たんなる偶然だよ。
出身が同じ県なんて良くあることだし。
47分の1の確率で、誰かしら同郷になる。
たまたま星崎が同じ出身で、たまたま夢に出てきただけで・・・
「お疲れ様っした!」
ぐちゃぐちゃと考えていたら、あっという間に渋谷についていた。
星崎が部長と咲に挨拶をしている。
あわてて私も挨拶をする。
大野さんはとっくにバスで帰っていた。
「美味かったっすね~」
星崎と2人になった。
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