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星崎はそのまま黙って座りなおした。
胸が、、、、
張り裂けそうなくらいドキドキしてる。
「私、おごります。もう1杯飲みませんか?」
「彩さん、俺、、、」
「あー、、、やっぱりダメですよね・・・。ははは」
あー、もう恥ずかしい!
良い年して、旦那も子どももいるのに!
若い男性に色目使って何を考えてるんだ。
これは酒のせいだ。
酒のせいだ。
「ごめんなさい。帰りましょうか」
「・・・・・・・」
星崎がスマホを取り出して見てる。
表情が見えない。
沈黙がつらい。
何か話して。
「あ、俺の終電終わった」
え、てことは私の終電も・・・。
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